ジオセントリック占星術の太陽は、自分の才能や可能性、そして個人の目的を示します。
一方、ヘリオセントリック占星術の地球はどうして地球に生まれたかという「生まれてきた目的」を示します。つまり自分の目的を指しています。同じ「自分の目的」について示しているのに、ヘリオセントリック占星術の地球星座は、ジオセントリックの太陽星座と180度で対向しています。
ジオセントリック占星術の太陽の意識に慣れている私たちにとっては、「向かい合っているあの人(ヘリオセントリックの地球)は他人でしょ?」って言いたくなります。
180度反対側にいる人が自分であると思うことはちょっと難しいですから…。
その質問に対し、「いいえ、向かい合っているあれ(ヘリオセントリックの地球)もあなたです」と言われます。「むしろ、向かい合っているあれ(ヘリオセントリックの地球)こそあなたです」とさえ言われます。
ヘリオセントリック占星術の地球意識は、生まれたときに忘れてしまうそうです。
いったん、忘れて、それから思い出す旅を始める。
その旅が人生ってことらしいです。
だから、ヘリオセントリック占星術の地球が示している「生まれてきた目的」を思い出すために、対向からジオセントリック占星術の太陽がぶつかってきます。
正面から向かい合わせて、衝突させて思い出させる、みたいな感じでしょうか。